ミシン刺繍のデータ作成の流れ その1
8月に入りましたね。8月の第一弾は久しぶりにミシン刺繍をしてみたいと思います。↓私が使っている刺繍ができるミシンはこちら。INNOVIS N80αです。ちょっと前のミシンです。このイノヴァスは10センチ×10センチの面積を一度に刺繍することができます。現 ...
続きを読む↓私が使っている刺繍ができるミシンはこちら。
INNOVIS N80αです。ちょっと前のミシンです。このイノヴァスは10センチ×10センチの面積を一度に刺繍することができます。現在はもっと広い面積を刺繍できる新型が出ています。
↓刺繍データを作成するためのソフトがこちら。
刺繍PROver.7です。こちらもちょっと古いバージョンです。私は基本的にイラストレーターというソフトでイラストを作成してから、刺繍プロはデータを変換するためだけに使っているので、気にせず古いバージョンのまま使っています。
2010年現在。うちには4歳と1歳の女の子がいるのですが、今、まさに4歳の長女がハートキャッチプリキュアにハマっておりまして、今刺繍せずして、このミシンの価値はあるの?今刺繍しなくてどうするの??と思い立ったのです。
ここから、私の勝手なミシン刺繍の流れを説明します。本当に自己流なのであまり参考にならないと思います。
↓まず、キャラクターをスキャナで読み込みます。
トレースするための下絵なので、モノトーンでOKです。
ちなみにこちらはシールです。トレースしやすそうなシンプルなイラストを選びました。手にアイテムを持っているポーズは難しいので却下です。
↓次にイラストレーターでトレースします。
こちらがトレースしたキュアマリンです。私はイラストレーターでトレースしていますので元のデータがどんな画質の悪いものでも良いのですが、一般的には刺繍プロに入っている「デザインセンター」を使ってデータを作成しますので、できるだけクリアなイラストをデザインセンターに取り込むことが大切になってきます。
カラーでスキャニングしたデータをそのままデザインセンターに取り込むとなると、すっきりとしたものにならず、不要な線や面ができてしまうのでかなりの手をソフト上で加えなければならないと思います。
そのためデザインセンターで読み込む際、ソフトで変換しやすいようなデータを準備することが大切になってきます。
シンプルで明快なデータの方が綺麗な刺繍データに仕上がります。中には、一度手書きでトレースし、黒いペンでなぞったものを取り込む方もいるそうです。デザインセンターで不要な線や面をひとつひとつ削除して修正を重ねるよりも、アナログだけど、手で写し取った方がはやいのかもしれませんね。
刺繍の場合、データが精密であることがいいとは限りません。ほどよく単純化した方が綺麗に仕上がることが多いです。
↓デザインセンターで「リアルプレビュー」の表示をした状態。
今回は一色の糸で刺繍する予定なので、カラフルではありませんが、糸の色などを設定すればとてもリアルにイメージできます。
この状態で名前をつけて保存すると、「PEM」というBrother独自の拡張子でデータが保存されます。
ざざっと説明しましたが、とりあえずデザインセンターのデータは出来上がりました。
次回は「ミシン刺繍のデータ作成の流れ その2」でレイアウトセンター~刺繍完了までをお話します。
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