Come on!!貧乏ミシン部

慎ましい暮らしの中でお金をかけずに生活用品をリメイクしていくブログです。

カテゴリ:  |- 材料・ネクタイ

自宅の押し入れを開けて段ボールを開いてみたら、私が着ていた小学校の制服が出てきました。ちょうど小学校4年生のころに買い替えてもらったものでしょうか。制服の上着も、スカートもとてもきれいだったので、これは長女に、着せられる!!と思ったところで、目が覚めまし ...

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自宅の押し入れを開けて段ボールを開いてみたら、私が着ていた小学校の制服が出てきました。ちょうど小学校4年生のころに買い替えてもらったものでしょうか。制服の上着も、スカートもとてもきれいだったので、これは長女に、着せられる!!と思ったところで、目が覚めました。

夢だったみたいです。

夢の中でも、どうにかして出費を減らせないかと試行錯誤していた私。あぁ夢の中でも私は私だなぁと思いました。今朝見た夢は妙にリアルで、すっかり騙されてしまって悔しかったので、読者のみなさんも道連れに。(笑)

さて、今回は、チャレンジしてみたいと思っていたネクタイのリメイクです。

うちの旦那さんはネクタイをしない職種なので、ネクタイは安物の数本しか持っていませんが、実家の父はビジネスマンだったので、100本を超えるネクタイを持っていました。

もちろん、父のスタイリストは母。父にもネクタイの好みはあったようですが、一緒に買い物に行くことは無かったので、ほとんど母が勝手に選んでいたようです。どのブランドでもネクタイって1本1万円が相場。100本で100万円!!!こりゃひと財産です。

あんな斜めにカットしただけの布切れが!!って思ってしまいますが、スーツ姿でまず目がいくのはネクタイですから、こだわらねばならないところなのでしょう。

母が好んで選んでいたのは「YOSHIE INABA」でした。「因幡の白兎」にかけて、ウサギのモチーフが多いのよって、ネクタイ売り場で、ねぎを買うかのようにサクサクネクタイを選びながらよく言っていました。

↓汚れていたのでネクタイをほどいて洗濯し、アイロンをかけて、接着芯を貼りました。
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今回も「YOSHIE INABA」のネクタイです。ちょっと分かりにくいけど、コインの中にうさぎのシルエットがプリントされています。父もお気に入りの1本だったのか、目立たないけれど、何カ所か洗濯では落ちない汚れもあります。

↓接着芯は薄地を使用。
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ネクタイはバイヤスに仕立ててある上にテロテロ生地で、あっち、こっちに伸びてしまい、接着芯を貼るのもひと苦労でした。コインの柄が正円になるようにとがんばったけど、うーん、無理みたいです。

ここまでの作業で、一旦休止。

この面積の布地で何を作れるか、しばらく考えました。ブックカバーを作ろうかと思ったけど、ちょっと面積的に無理みたいだし・・・。で数日が経過。

↓そんな時に引き出しから1冊のノートを見つけました。
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誰ですか?!たかが90円のノートにビニールカバーを手作りしている人は?

そ・・・、それは、私です。
リビングの食卓を机にして、いろいろ書きものをするのですが、ノートや手帳の表紙がお菓子の油で汚れるのが、本当に嫌でたまらないんです!ノートの表紙が汚れた途端、そのノートへの愛情が一気に冷めて、使う気が失せてしまうんです。

だからそうなる前に、ラッピングで使われていたビニールで表紙を覆ってセロハンテープで固定しているんです。

こんなことしているのは私だけでしょうか?
ここ数年は、ルーズリーフの家計簿をファイルして使っているのでカバーはしませんが、雑誌の付録についていた家計簿や、産婦人科でもらった排便と授乳時間を書き込むノートも、すべてカバーをつけて使っていました。どちらも永久保存版ですからね。(ミルクを書き込むノートは長女と次女がママになるときに手渡そうと思って。母乳があんまり出るほうではなかったけど、なんとか母乳で育てられたよって言いたい。どうしても言いたい。あの時こそ、私の人生最大の危機だったと思うから。)

話題がズレましたが、そんな、こんなで今回はネクタイの生地でノートカバーを作ってみようと思います。ノートと言っても手帳サイズのノートですけど。

↓仕立てって言えないほど、簡単なのですが。
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両端を中表に折って、ミシンで縫います。

↓表にミシン目が出るのが嫌だったので、三つ折りしてからまつり縫いに。
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↓外表に裏返せば完成ですって思わせて!
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実はこっちが裏面で。

↓正面にはネクタイの裏側についていたタグを縫い付けて、本当に完成です!!!
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表裏、さらに上下を区別できるようにし、さらに、ネクタイについていたシミも隠しました。

私がリメイクしたネクタイはこれで2つ目!!
1つ目はこちらです。これも、役に立っています!
・ジャンパーの袖で冠婚葬祭のサブバックを作る

inabaさんに怒られないようにこっそりと使いたいと思います。

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↓うちの父もネクタイを掛ける派でした。


↓いつか革製の手帳カバーをオーダーしたいなぁ。

結婚して間もない頃、デパートで黒いバックを見つけました。その黒いバックは本皮で、装飾もなく、仕切りもたくさんついていたので冠婚葬祭用にはこれしかない!と思い、私にとっては少し予算オーバーでしたが、迷わず購入しました。私の読みに間違いはなく、そのバックは大 ...

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結婚して間もない頃、デパートで黒いバックを見つけました。その黒いバックは本皮で、装飾もなく、仕切りもたくさんついていたので冠婚葬祭用にはこれしかない!と思い、私にとっては少し予算オーバーでしたが、迷わず購入しました。

私の読みに間違いはなく、そのバックは大変使いやすいものでした。熨斗袋はもちろん、伝線したときのために、新しいストッキングまで入ります。フォーマルとして売られている正式なバックだったらこうはいかなかったでしょう。草履とセットになっていた着物用のバックは、熨斗袋すら入らず、何にも入れずに持っています(涙)着物用のバックが、もはやお飾り同然という苦い経験から、冠婚葬祭用のバックは失敗せずにすみました。

しかし、そんな黒いバックでも入りきらない場面に遭遇!!それは、家族で葬儀に参列した時のことです。私の住む地域では、お葬式が終わると参列者全員に、お菓子が配られます。基本的には花と並んで籠盛りになっていたお菓子をばらして配るのですが足りない場合は、配るためのお菓子まで準備されているんです。(この風習(?)は地域や宗教によって違うのかもしれません。なぜなら、芸能人が葬儀に参列してお菓子を持っているのを見たことがないからです)

普段親から決まった量のお菓子しか与えられないうちの子たちは、これはチャンスと「私も一人前の参列者よ」とばかりにお菓子をもらってきました。私の家族だけでクッキー4箱。

小雪がちらつく中、子供に持たされたクッキーの箱を抱えて車まで歩きながら、こりゃ、冠婚葬祭用の黒いサブバックが必要だなと思いました。

自宅に帰って何かサブバックになる黒いものは無いかと探したら、ありました。ありました。
「野球のジャンパーを防風ペチコートにリメイク」で余った袖が!!

↓これなら、黒いし、軽いし、バッチリです。
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↓袖を開いてバックの本体と持ち手などバーツを切り取ります。
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この限られた中で全てのパーツを取ろうという執念が我ながらすごいと思います。まぁこの両袖で足りる大きさのバックを作るので、当たり前と言えば、当たり前ですが。

↓次の材料は実家の父が使っていたネクタイ。
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実家の父は、毎日スーツで出勤していました。母の好みで次々に買い足されるネクタイは合計100本以上!!しかし、そんな父も現役を退き、その膨大な量のネクタイもお役目御免となりました。

この地味な柄が冠婚葬祭用のサブバックにピッタリ!と思いましたが、あっ虫に食われてる!!やっぱりシルクって虫に食われるんだなぁと思いました。

↓ネクタイって開くとこんな風になっています。
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先のほうが擦り切れている!!父もこのネクタイが気に入っていたのでしょう。あの膨大なネクタイをまんべんなく使えば、擦り切れることはなかったでしょうに(笑)

↓バックの本体を縫い合わせました。
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ナイロンだけど、ちょっと触るとボロボロってなるので、ロックもかけました。(ロックミシンに紺色の糸がかかっていたので、紺色でかけちゃいました)

↓ネクタイの布地で状態の良いところを切り取って芯を貼りました。
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ネクタイは布地がバイヤスになっている上に、ネクタイを締めるたびに上下に引っぱられるので、伸びちゃって伸びちゃって大変でした。でも何とか、柄をあわせながら裁断しました。

↓持ち手をシャーッと縫って挟みました。
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↓本体にギャザーを寄せ、持ち手のパーツと合わせて完成です。
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黒い丸ゴムと、つや消しゴールドのボタン(もちろん連れのいない一匹狼ボタン)を1つ付けました。

ボタンって本当に合わせてみないと分からないものですね。こんなボタン使うことないわって思ったボタンが作品にあててみるとピッタリきたりします。どんなボタンでも一応とっておきましょう。私は小学校4年生からずーっと集め続けています。恐っ!!

↓くるっとまとめてコンパクトに。
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ゴムを先に縫いつけ、ボタンをつけたらできあがりです。くわしくは「パスコでもらったマイバックが破れた」

ちょっと待った!!

ここで終わりではありません。先ほどの完成画像が正面だと思ったら大間違いです。

↓本当の正面はこちら!!!
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うふふ。ネクタイについていたブランドのタグを縫い付けちゃいました。YOSHIE INABAさんに怒られるかも。いえね・・・ブランドもののふりをしようなんて思っていないんです。タグを付けたら作品が締まって見えるかなってね。

うーん!!締まって見える!!

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