すてきにハンドメイド スクエアカーディガン
スーパーの食品売り場は恐ろしく寒いです。もう一枚羽織ってくればよかった・・・と後悔することが何度もありました。冷え性ではない私でも、こんなに寒いんだから、冷え性の方には地獄かと。↓真夏でも気持ちよく羽織れる何かを・・・と取り出したのは7年寝かせているリネン ...
続きを読む↓真夏でも気持ちよく羽織れる何かを・・・と取り出したのは7年寝かせているリネンのニット。
なんてことないベージュのリネンなのですが、まだ貧乏ミシン部をやっていなかったころ、市内の雑貨屋さんで買ってしまったものです。確か生地だけで4~5千円はしたと記憶しています。どうしてこんなに高い生地を買ってしまったのかは、未だに謎。
貧乏性なので、いつかミシンの腕が上がったら・・・との思いで保管し続けていましたが、変なものばっかり縫っているのでミシンの腕前は上がるはずもなく、老眼の気配も感じているので、ここらで重い腰を上げました。貧乏ミシン部と同じ期間、ちゃんと洋裁を学んでいればもっと今頃・・・。なーんて、学ぶ気ないけど。(笑)
↓老眼におびえる私が見つけたのがこちら。
「すてきにハンドメイド2016 4月号」の「スクエアカーディガン」です。モデルさんが素敵だったことと、四角い布に袖を縫い付けるだけでできるという簡単そうな形だったので早速挑戦!!
↓勢いだけはよかったのですが、リネンのニットがトロトロすぎて、サイズを測っても、次の瞬間伸びているという扱いづらさ!!
とりあえず穴あけパンチと漬物石の力を借りてなるべく布を動かさずに裁断!!置いたまま、自分が移動していろんな方向からはさみを入れます。
↓袖を裁ってはみましたが、伸びすぎて縫える気がしない!!!!
ここはもう接着テープの力を借りるほかない!!(テープ寄付ありがとうございます。)ニット素材の接着テープを半幅にカットしてロックミシンをかける部分だけアイロンで接着しました。ロックミシンをかける部分だけと言っても、結局、ぐるっと丸々一周してますけど。(涙)
↓見頃はテキストのサイズ通りに長方形に裁って、指示通りの位置に袖をつけるための丸を描きます。
ココも、と言うか、ココこそが一番伸びそうなので、丸く、丸く、カーブをつけながら接着テープをアイロンで接着します。
↓接着テープがついたところで、丸をくり抜きます。
↓全体像はこんな感じ。
見頃の長さを測っても、測っても、ロトロトしていて正しいかわからぬまま。布の目を見ながら接着テープをつけ、接着テープを信じて裁ち直す、これしかありません。(爆)
↓丁寧に丁寧に作業を重ねてきたのに、袖を縫ったら、360度回ってくる間に伸びちゃって、接着テープが足りなくなっているし。(笑)
↓苦しい作業の連続で床に広げたらもうシワシワ。(笑)
でも袖はなんとか付きました。
↓袖口は、ストッキングに入っている角丸の紙にラインを引いたガイドを使ってアイロンで三つ折りに。
接着テープとロックミシンの組み合わせより、三つ折りで直線縫いの方が落ち着きあります!
↓何とか完成まで漕ぎつけました。
ただの長方形なのに、着ると面白い形になりますね。ただ、残念なのは、背中の縫い合わせ部分の接着テープが目立つこと。(笑)そしてその縫い目が裾にいくにつれ、ゆがんでいることでしょうか・・・。
↓後ろから見ても気になる中心線。(涙)左にカーブしています。
ミシンの腕前はイマイチですが、肌触りは最高!!!(ほんとに!)
少し涼しくなってきたので、スーパー以外でも着てみようと思います。
小6の長女が目ざとく見つけ、「かわいい!」と言うので着てみたら?とすすめたら、「着づらっ!!」のひとこと。
そうなんです、カーディガンの重さでさらに素材が伸び、低めについた肩(袖付け位置)が更に下がり、着づらさMAX!!
でも肌触りは最高!!!(←しつこい)
↓使いこなせなかった4000円のリネンニットにポチっとお願いします。
↓すてきにハンドメイド2016 12月号はこんな表紙!
↓接着テープじゃなくてストレッチテープと言うらしいです。