昨年末、出産した友人のお見舞いに行った時、友人が「この枕じゃないと」と自宅から持参したMY枕を見せてくれました。旦那さんのお母さんが作ったというその枕は少し長細く、首の後ろにあてるとちょうど良いそうです。

枕もリメイクできるんだと知り、毎晩、私の二の腕を枕にして寝ている子供たちに枕を作ってみることにしました。ちなみに私と旦那さんが使っている枕はこちら、肩こりに効くという首枕です。これを見て育っているうちの子供たちは枕は細長いものだと思っていることでしょう。

↓今回の材料はこちら。
Come On!!貧乏ミシン部
ちょっと古いタイプの来客用枕です。中には細かく切ったストローのようなものが入っています。

↓中身をザザーっとプラスチックケースに出します。
Come On!!貧乏ミシン部

↓カバーであるメッシュの生地を二つに裁断します。
Come On!!貧乏ミシン部
カバーをして使っていても、このメッシュの布地が少々汚れていることに気が付きました。裁断時に、縫製のゆがみを直そうと頑張りましたが、手におえずゆがんだまま、突き進みます。

↓ファスナーをつけました。
Come On!!貧乏ミシン部
この枕はもともと、白いファスナーが付いていました。布地がメッシュである意味(通気性?)も、縫い閉じずファスナーになっている意味も分かりませんが、とりあえず、制作された方をリスペクトして同じように縫い直しました。

ファスナーは、寄付でいただいた緑色と黄緑色のファスナーを使いました。こんなに幅の狭いファスナー、使うチャンスがあるのだろうかと思っていましたが、その日は意外と早くにやってきたようです。

ここで一度洗濯。汚れもスッキリ取れました。

↓今回のクライマックス、中身を入れます。
Come On!!貧乏ミシン部
ストローは余るほどあるので、とりあえずパンパンに詰めてみました。私の二の腕と同じくらい太くなったでしょうか?

↓次はカバー作りです。
Come On!!貧乏ミシン部
こちらの生地を選んだ理由は綿100パーセントで、起毛!というのが決め手でした。このちょっとあたたかいが極寒の我が家には重要なのです。(この冬、寝室1.5度を記録)

実はこちら貧乏ミシン部始まって以来の高級品、遠く遥々アメリカからやってきた輸入品なのです。もったいなくて使えず、5年寝かせてようやく陽の目を見ました。

↓縫製完了しました。
Come On!!貧乏ミシン部

↓旦那さんが「貧乏ミシン部に寄付だ」と言ってくれたパーツ。
Come On!!貧乏ミシン部
コンバースのアウターについていたパーツです。ちょっとうれしかったけれど、「集金袋古くなったから」と悪びれもせず、100円ショップでペラペラの巾着袋を買ってきたことを許したわけではありません。100円、いえ、10円ケチってがんばっている私の姿が旦那さんの目には入らないのでしょうか?

↓パーツをつけてみました。
Come On!!貧乏ミシン部
悔しいけどいい感じです。中途半端な長さの紐の中から(紙袋の持ち手からチョイス)程よい太さのものを選びました。

↓完成です。
Come On!!貧乏ミシン部
紐の色だけ、紺色とオレンジ色で区別したお揃いの「腕枕」が完成しました。枕の高さが合わなければ、中のストローを少し抜いてあげようと思います。ファスナーなので簡単に高さを調節できますね。どうか、子供たちに気に入ってもらえますように。子供たちに「新しい枕を買って来たよ」と言ってしまったのは、ほんのささやかな私の見栄かもしれません。

↓見栄っぱりの私にポチっとどうぞ!
にほんブログ村 ハンドメイドブログ ミシンへ
人気ブログランキングへ

にほんブログ村(携帯用リンク)
人気ブログランキングへ

↓腕枕をしてほしいけどしてもらえない人は、こちら!

↓恥ずかしい人はこちら。自分で腕枕。