最近、裁ちハサミを持ち歩く機会が多く、むき出しの刃に危険を感じていました。そこで、ハサミケースを作ろうと思ったのですが、昔ながらのこの重たい裁ちハサミの刃に適した素材がなかなか思いつきません。そこで、使って使って使い倒したこちらのバックをリメイクすることにしました。

↓今回の材料はこちら。
Come On!!貧乏ミシン部
色も形も使い勝手も文句なしのバックでしたが、さすがの私も持ち歩く事をためらうほど、バックの角が擦り切れてしまいました。捨てる勇気もないので、思い切って解体し、ハサミケースとしての第二の人生を歩んでいただきましょう。

↓裁断後、まわりをグルっと縫いました。
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合皮なのでボロボロは出ず、ロックミシンの必要もありません。

↓当初、裏地と、キルト芯を付けようといきがっていました。
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↓シュミレーションしてみます。
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その結果、ハサミを出し入れすると、裏地にハサミの先が引っかかりストレスの原因になることが分かりました。キルト芯を入れたふわふわのハサミケースの手触りはかなり心地のよいものでしたが、出し入れのスムーズさを優先して、ケースは一枚仕立てにすることにしました。

↓一枚仕立ての内側はこんな感じ。
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裏地がないのでこのような処理になりました。

↓あっけなく完成です。
Come On!!貧乏ミシン部
元々バックの内側に縫い付けられていたタグを付け直してみました。縫っているそばから、合皮の角が擦り切れてきてビンテージ化しています。もう合皮自体が劣化しているのでしょう。先日習得したスナップボタンを今回も付けました。

↓ハサミを入れてみます。
Come On!!貧乏ミシン部
ケース本体がペラペラなので安心感はイマイチですが、ハサミの出し入れは大変スムーズです。もちろん中のハサミは小学校の家庭科で揃えた裁縫セットのハサミです。しかも、旦那さんの裁縫セットのハサミ!!ほとんど使われずに保管されていたのでしょう。私の裁縫セットの裁ちバサミよりも切れ味が良いです。これからは、裁ちバサミも持ち出しOKとなりました。

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↓裁ちばさみと言えばコレ!!

↓こっちは左利き用。