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私が入院する総合病院の地下には何でも揃う売店があるけれど、人の弱みにつけこんで(←被害妄想)何もかもが割高に値段が設定されています。

日頃は、不要なものをなるべく買わないように気をつけている私も、入院したらこれも必要なんじゃないか?あれも必要なんじゃないか?と何でもかんでも必要に思え、つい手が伸びます。予備の予備、そのまた予備ってな感じで出費がかさんゆきました。

術後、管がついた状態での生活には、やはり前開きのパジャマが必要です。着替えぐらいでナースコールを押す回数を増やしたくない・・・でも、何日で管が取れるのか分かりません。とりあえず、1枚だけパジャマを購入し、母に借りられないか聞いてみる事にしました。

すると春物のパジャマを3枚も出してきて、

「この新品のチェック柄は襟ぐりが大きすぎるから、あんたにあげる」


「この水玉のやつはSサイズを購入したけど膝が曲げにくいから、退院したら捨てていい」



「このシルクのパジャマだけは返してね」

やっぱり、バブルを生きた人は違うね・・・・。私を産んで育てた人とはとても思えない。まだ数回しか着ていない水玉のパジャマを捨てろだなんて。とりあえず、シルクのパジャマを着て嘔吐したり、出血したりしてもイヤだし、病院内をシルクのパジャマで歩くのは恥ずかしいので、チェックと水玉のパジャマだけを持ち帰ることにしました。

↓こちらが捨てる候補にあがっていた水玉のパジャマ。
Come On!!貧乏ミシン部
別に汚れや傷みもなくまだまだ着られそうです。

どうやら148センチの母は、ズボンの裾直しをしなくてもよいパジャマを!!と、Sサイズを選んで購入したそうです。ところが自宅で着てみたところ、ズボンの幅が狭く、足を曲げるたびに「ピチッ」ってしまい、結局着ずにしまってあったのだとか。

母は悪びれる様子もなく、私に「まぁ足をまっすぐにしているぶんには全然問題ないから、病院で着てから捨てたら?」と言うのです。いやいや、病人だって寝ながら足曲げますから!!しかも、うちは、太ももぽっちゃり親子なんだから、私だって膝を曲げたら「ピチッ」ってなって着心地悪いし・・・。

↓というわけで購入したのが100円ショップの白いレース。
Come On!!貧乏ミシン部
もう入院までは、ミシンに向かうまいと思っていましたが、前開きのパジャマを1枚でも多く病院に持ち込みたいろ、泣く泣くパジャマの幅を広げることにしました。

↓レースの下に白い布地を足して。
Come On!!貧乏ミシン部
まさか、レースの奥から私の生足がチラついてもおかしいので、白い布地を下に、レースを上にのせ、ズボンの外側に縫い付けました。

↓レースを足した後、ウエスト部分も縫い直して完成です。
Come On!!貧乏ミシン部
いかがですか?ちょっとメルヘンチックになってしまいましたが、膝の曲げ伸ばしがすごーく楽になりました。適当な判断で真っ白いレースを買ってしまいましたが、オフホワイトをチョイスすればもうちょっと完成度が上がっていたような気がします。レースが白すぎてちょっとまぶしいんですよね。

パジャマを受け取り私は母に自分で直すと言ったんです。母は、「パジャマぐらい買えばいいのに」と乗り気ではなかったのですが、退院後リメイクしたパジャマを返しに行ったら、喜んでその場ではいていました。

(コメントのお返事、やっとやっと追いつきました。返事漏れがないようにするため、いただいたコメントの表示も遅らせてしまってごめんなさい。全部にお返事できたと思うのですがいかがでしょうか?)

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