大晦日、最後の最後に残ったのがミシン部屋でした。11月からそろり、そろりを始めていた大掃除。旦那さんに手伝ってもらうところは、全て終了。特番を見ながらくつろぐ家族を置いて、私はひとり極寒のミシン部屋へ突入しました。

厳しい目を光らせ、リメイク候補の洋服をやっとの思いで、引き出物が入っていた大きな紙袋1つにまでしぼり込みました。(と言っても、その袋はすごい山盛り)

ミシン部屋が片付いていないのは、誰のせいでもない、私のせい。自分と向き合いながら、ひとつひとつ片づけていましたら・・・。

旦那さんが階段をとっとっと上がってきて、今日中に仕上げてくれと、ズボンを1本持ってきました。支給された作業用のズボンを裾上げしろと言うのです。しかも、数年後には返却しなければならないので、裾は切るなとのこと。

↓そこで、目をつけたのがこちら。何年間も保管していたダイソーの裾上げテープです。
Come On!!貧乏ミシン部
使わないからと、これもまた数年前に伯母にもらったものでした。私は長年、裾上げテープなんて、針も糸も持っていない人が使うものだと思っていましたし、何より、裾上げごときで105円も払ってられるかという思いから今までに一度も使ったことがありませんでした。

でも、よりによってその日は大晦日。ミシン部屋の掃除もまだ終わっていないし、ミシン好きで知られる私も、たった今片づけたミシンや、糸を出したくない!!

そこで思いついたのが、裾上げテープでした。お世話になってみよう、そう思いました。アイロン出すのも嫌だけどミシンよりマシ。

↓まず、驚いたのが、説明に水で濡らしてって書いてあったこと。
Come On!!貧乏ミシン部
長い間保管していたテープだし、伯母もたぶん数年保管していたと思うので、現在のダイソーの商品とは、仕様が異なると思いますが、この時代に、テープを水で濡らせって、どういうことよ?

とにかく言われた通りにやってみました。

アイロンをジュージュー言わせながら、しっかりくっつけました。

↓ご覧ください!!この仕上がり!!
Come On!!貧乏ミシン部
美しい!!美しすぎる!!
表に縫い目が出ません!!(アイロン接着なので、当たり前だけど)

今まで、どんなにまつり縫いをがんばっても、表側にちらっと糸が見えてしまっていたんです。糸が見えないってすごいことですね!

しかも今回は、借り物のズボンだから裾も勝手に切ることもできず、異常に折り返し面積が広いので、それを感じさせずに仕上げられたことが、本当にうれしいです。

裾上げテープ、105円の価値あるわ!!
見直した!!いや、今まで見くびっていた。本当にごめん。謝ります!!

何歳になっても、新発見ってあるんですね。
ひとり、感動した2012年の大晦日でした。

■続きの記事があります。こちらも合わせてご覧ください。
「100円ショップ裾上げテープの一年後」

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↓その名も「ハガレンダー」!!

↓制服用。