前回、初めてペーパーピーシングというものを縫ってみた感想は、「紙は無いよりあたほうがいいけど、この紙を準備するのがめんどくさいから、なくてもいいかなー」というものでした。

ログキャビンという細い布を外側に外側につないでゆく形は、今のところ、特に好きなデザインでもないのですが、細く残った布地を使い切れるので、私の『貧乏魂』を満足させてくれます。それに完成したイメージが特別好きーってわけじゃなくても、作業工程が好きという場合もあるので、ログキャビンと私の未来は、まだ誰にも分かりません。私自身も。

効率的にログキャビンを縫うためにどうすればいいか?

ペーパーピーシングをするには、線と数字を書いた紙が必要です。薄い紙(今回は半紙)を使うのでプリンターも使えないしなぁと思っていたところ、これは!というアイディアが浮かんだのでチャレンジしてみたいと思います。もちろん、私の場合、考え方のベクトルが、ちょっと違います。

↓まず準備したのが消しゴムはんこ用のゴム板。100円です。
Come On!!貧乏ミシン部

↓ログキャビンの線と数字を反転させて削ります。
Come On!!貧乏ミシン部
私の本に掲載されているログキャビンは10センチ角だったので、この消しゴムハンコのゴム板にぴったりでした。

↓削り終えたゴム板に、ピンクのスタンプ台を押し付けます。
Come On!!貧乏ミシン部
どうも数字の「5」があやしい。適当に頭の中で数字を反転させてゴム板に書きこんだので、「5」とか「2」とか左右非対称の数字があやしいです。

↓半紙に押してみます。
Come On!!貧乏ミシン部
やっぱり「5」は失敗でした。「2」はまだ許せます。

↓何枚も何枚も押してみました。
Come On!!貧乏ミシン部
とにかくログキャビンは、繋いでゆく順番が分かればそれでいいので、数字の「5」が間違っていても、特に支障はありません。私しか使わないし。(笑)

このはんこさえあれば、ログキャビンのベットカバーも怖くありません!!

(怖くはないけど、作れるかどうかは、また別です。)

たまたま自宅に彫刻刀があったので100円で作ることができましたが、もしも彫刻刀がなかったらやっていないと思います。こんな思い付きで、彫刻刀を買うほど、私のお小遣いに余裕はありません。おそらく、ずーっと手書きしていたことでしょう。

もちろん、このようなログキャビンはんこを、はんこやさんでオーダーすることも可能です。しかし、はんこの値段は図形の場合、面積によって見積もられるので5000円は覚悟したほうが良いと思われます。こんな簡単な線と数字しかない図形でも面積は10センチ×10センチなので、すごいお値段になりそうです。

はんこやさんで働いた経験を持つ私が言うのだから間違いないでしょう。器用貧乏の言うことと、おばあちゃんの言うことをきいておいて損はありませんよ。彫刻刀をお持ちのキルターさんは、ぜひ、作ってみてください。

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↓100円ショップのより削りやすいのかな?

↓私は小学校で使うような彫刻刀で彫ったけど、こんなのあるんだー。

↓スタンプ台が案外高いんですよ。

↓このシリーズ、有名ですよね。色数も豊富。