私はユニクロでパンツを買ったことがありません。体型に合わないからです。何でなのか知らないけど、ユニクロで試着しても、試着しても、私に合うパンツは見つからないし、季節がめぐっても、私に合うパンツは一向に販売されません。きっとユニクロが予想している以上に、私の太ももが太いからなんだと思います。

そんな時、めぐりめぐって、ユニクロのストレッチデニムが私の所にやってきました。サイズはメンズのLLサイズ!!

↓新品です!!
Come On!!貧乏ミシン部
これを、自分の体形に合わせたストレッチパンツに直してみたいと思います。

でも、これは、三重苦を強いられる大変なお直しなのです。

まず、先ほどもふれたように、メンズのLLサイズ(ほぼ3L)から婦人のLLサイズへの大幅なサイズダウンという、前代未聞のお直し。

↓そして、ウォッシュ加工により、ポケット内の色が濃いので、ポケット位置を変えられない。
Come On!!貧乏ミシン部

↓さらに、同じくウォッシュ加工のため、パンツの中心をずらせない。
Come On!!貧乏ミシン部
そんな、貧乏ミシン部始まって以来の大変なお直しに挑もうとしているわけです。

↓パンツの中心をずらさぬよう、左右から2センチずつ縮めることにします。
Come On!!貧乏ミシン部

ウエストをまるごとほどく訳ですが、最近、自分でレベルアップしたなぁと思うのが、ベルトループをビビらずにほどけるようになったこと。

↓パンツの内側から、こんな感じでリッパーを刺し込み、ザク!!
Come On!!貧乏ミシン部

↓次に、外側からザク!!
Come On!!貧乏ミシン部
業務用のミシンでガッチガチに縫われたループも、楽勝でほどけます。昔はパンツ本体に穴を開けちゃって半泣きになったり、自分の指をリッパーで刺して流血したり。今となってはどれもいい思い出です。(どこが?)

↓前パンツは中心から左右に2センチずつ縮め、脇も2センチずつ縮めました。
Come On!!貧乏ミシン部
(前パンツは左右それぞれバラバラになりました)

↓後ろパンツは、ポケットの位置そのままに、脇から4センチずつ縮めました。
Come On!!貧乏ミシン部
(後ろパンツは中心をさわっていないのでつながったままです)

↓解いたヶ所を全部縫い直して、完成です。
Come On!!貧乏ミシン部
前パンツは中心をつまんだので、ループがちょっと真ん中に寄ってしまいましたが、いい感じに復元できました。特に、幅を縮めても、ポケットに手が入るようになったことが我ながらグッジョブでした。ポケットを軽く見ると、後で活動量計や小銭を取り出せなくなると言う、痛い目に合いますからね。

↓後ろパンツはお尻全部がポケットみたいになってしまい、ヒップアップ効果は期待できません。
Come On!!貧乏ミシン部

↓裾はこんな感じで、ふくらはぎにフィットするようタイトに。
Come On!!貧乏ミシン部

↓まさかの着画です!!(インドア派のため無駄に色白)
Come On!!貧乏ミシン部
何かおかしい。何かがおかしい。

穿いてみたら、サイドにくるはずの縫い目が、前に前にくる。なんでだろう?裁断ミスか?パンツの基礎も知らないで、大幅なサイズダウンをした結果、思わぬねじれが・・・。(涙)

旦那さんにひと言「部屋着レベルだな」って言われました。私の初ユニクロパンツがこんな結果に終わり、残念としか言いようがありません。すごくくやしいので、また大きいユニクロに出会えたらリベンジしたいです。

今回完成したストレッチデニム、着心地は悪くないので、旦那さんのコメントは無視して普段着(外出もする)にしようと思います。

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