私、靴は通販やネットで買わないと決めています。

なかなか私の足に合う靴が見つからないからです。

まだ学生だった頃、母に「あんたの足は三味線のバチのような形をしているね。誰に似たんだろう??うちには、そんな足をしている人誰もいないよ」と言われ、それまで気付かなかった自分の足を意識するようになりました。

先のとがったパンプスやヒールは痛くて履けず(冠婚葬祭のみ)、日頃はできるだけ横幅の広い靴を選んで履いて生きのびてきました。

以前、ABCマートでブーツを試着した時の事。

とても履きやすく大変感激した私は、店員さんに「これ3Eですか?すごく履きやすいです!!」と言ったら、「いえ、4Eです」と冷静に受け答えされ私の気持ちは沈みました。自分の足が4Eであることに、ようやく気付いた36歳の冬のことでした。

(私の足をご覧になりたい方はこちらの記事へ。足の指が見事に横一列に並んでいます。)

他に、通販やネットでは買わないと決めているものに、帽子があります。

こればっかりは、被ってみないと、似合うかどうかが分からないから。バランスが悪かったり、頭が長く見えたり、顔が大きく見えたり。洋服以上に試着せねばならないもの、それが帽子です。

今月、めでたく、麦わら帽子を購入しました。人生初の大人買いです。と言っても2つ。

毎日、保育園のお迎えで被るし、町内会行事や学校行事、加えて保育園行事もある5月は、UVカット強化月間だと思ったからです。

毎日被っても嫌じゃないほど気に入った帽子を見つけてやるぜ!!と鼻息も荒く乗り込んだのは、近所の雑貨屋さんでした。並んでいるすべての帽子を被りまくり、候補を4つぐらいにまでしぼりこんだところで、店員さんにつかまりジ・エンド。その店員さんに1つずつ被って見せるような雰囲気になり、買わねばならぬ雰囲気に。

さらに、その後も別の店員さんにお茶の試飲を勧められ、「帽子はお決まりになりました?一杯どうぞ。」のセリフ。どうやら、鼻息の荒い帽子の試着は、みんなの注目の的だったようです。(汗)

↓結局、予算オーバーで購入したのがこちら。4980円!!(高っ!)
Come On!!貧乏ミシン部
帽子なんて汗で変色することもあるし、まぁ1~2シーズンのものなのに4980円も出しちゃうなんて。それだけ軽くて、被り心地もよく、小顔効果もあったっていうことでご理解ください。

↓4980円もしたくせに、編み終わりの部分に麦だか藁だか分からないものがほつれていたので、ピンセットでほつれを直し、上から木工用ボンドで固定してみました。
Come On!!貧乏ミシン部

↓ボンドが乾いた状態がこちら!すばらしい!!ここにほつれがあったなんて誰が気づくでしょう?ボンドにより変色もなく、大成功に終わりました。
Come On!!貧乏ミシン部
(乾くのを待ちきれず、出掛けた先で撮影。めずらしくロケ!)

↓続きまして2つ目。こちらは大型スーパーで購入した1980円の麦わら帽子。
Come On!!貧乏ミシン部

↓ここにもほつれが!!
Come On!!貧乏ミシン部
いつもミシンばっかりしているので、気になっちゃうんですよ。

↓ほつれを網目に押し込んで、木工用ボンドで固定。
Come On!!貧乏ミシン部

↓乾いた状態がこちら。
Come On!!貧乏ミシン部
写真では全く分かりませんが、角度によっては、ボンドの濡れたような光沢がついてしまったので、満足度は60点ぐらいでしょうか。

最後になりましたが、母から指摘された、三味線のバチのような私の足。そのやり取りから5年ほど経ったある日、父方の実家で、そのルーツが明らかになりました。父方の祖母が、私と全く同じ形の足をしていたのです。田舎暮らしで、ヒールもパンプスも履かなかったおばあちゃん、きっと4Eだってことにすら、気付ずに一生を終えたのだと思います。

でも、おばあちゃん、detekoは大丈夫。夏はCROCS、冬はClarksで生き抜いてみせるから!!

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↓バックル折れて、無償修理してもらって、まだ履いています。

↓クロックスも履けないデザインあるんですけどね。

↓帽子は被ってみたほうがいいって!